フランクフルト議会で倒れた民衆の指導者
ローベルト・ブルームは、1848年革命において最も絶大な人気を誇ったドイツの左派政治家・演説家である。劇場の支配人から政治活動家に転じ、言論の自由と労働者の権利向上を訴えて市民層から熱烈な支持を得た。1848年のフランクフルト国民議会では民主派の副議長として指導力を発揮し、単なる自由主義改革にとどまらない民衆主導の共和制樹立を目指した。同年秋、ウィーンで起きた革命運動を支援するために現地へ赴いたが、オーストリア軍による鎮圧の際に捕らえられ、議員不可侵権を無視されて処刑された。彼の死は革命の悲劇的象徴となった。
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